製品 360 MV
The OneSpin 360 ® MV Product Family
最も包括的なフォーマル アサーションベース検証
360 MVのデータシート、記事、ホワイトペーパー360 MVに関する記事
概要
OneSpinの 360 MV製品ファミリーは、RTL設計のための最も包括的なフォーマル アサーションベース検証(ABV)ソリューションです。 360 MVは網羅的なカバレッジ解析を提供する業界唯一の検証ソリューションです。 これにより、他のアプローチで見逃されてしまう複雑な設計エラーを一貫して発見することができます。このことは300件以上の検証プロジェクトで確認されています。 360 MVは完全に自動化されたRTLチェックから、OneSpinの特許技術である最高品質のgap-free検証まで、フォーマル検証の初心者、経験豊富なユーザー、エキスパートまでが使える、最も幅広いABVアプリケーションをカバーしています。 設計、検証、統合、それぞれのエンジニアはシミュレーションあるいはフォーマル テクニックから最適なアプローチを選択することができ、設計やプロジェクトのスケジュールに合った適切な検証工数/品質の組み合わせを自由に設定することが可能となります。
360 MVは自動RTLチェック、実装意図の検証、機能仕様の詳細な検討など、標準的なフォーマルABVアプリケーションをサポートすると同時に、独自のOperational ABVメソドロジも提供しています。 Operational ABVは検証のプランニングを簡素化し、タイミングダイアグラムを元にアサーションの記述を容易化するとともに、検証においてあらゆる設計動作を見逃さないことを保証する網羅的なカバレッジ解析の鍵となる手法です。 網羅的カバレッジ解析は検証プランに含まれる穴を自動的に発見し、未検証の機能を検出し、設計仕様に含まれるエラーや抜けを探し出します。 生成された診断情報をもとに、ユーザーは検証の穴をふさぐアサーションを追加することができます。 Operational ABVと360 MVのカバレッジ解析は、クリティカルなモジュールやIPに対する効率的でギャップのない検証を可能にする重要な機能であり、現在他の機能検証アプローチでは保証することのできない高い検証生産性と品質を実現します。 360 MVは包括的なフォーマルABVアプリケーションへの対応によりステップバイステップでフォーマルABVテクニックを習得、導入することが可能で、新しいユーザーも数日で生産性を発揮できます。 あらゆるレベルにおいて、アサーションは徹底的に検証されます。これは可能な限りあらゆるシミュレーション トレースを実行、チェックすることと等しい検証です。 入力スティミュラスは必要ありませんので、テストベンチが利用可能となるよりも数週間、数ヶ月早く検証を開始することができます。 実証済みのアサーションはシステムレベル テストベンチで再利用でき、カバレッジ ポイントや統合検証のスピードアップなどに活用できます。
特長
- 検証の穴を自動的に検出し、他のツールで見逃されていたバグを発見
- Operational ABVおよび網羅的カバレッジ解析を通じて可能な限り最高のブロック/IP品質を達成可能
- 「検証の穴がなくなった」ことを確認 - ユーザーは検証の「完了」を知ることができる
- タイミングダイアグラムをベースにアサーション開発を支援
- 幅広いフォーマルABVアプリケーションに対応し、プロジェクトのさまざまな要件やスキルレベルに適応
- シームレスな習得と導入により新しいユーザーも数日で生産性を発揮
Operational ABV とフォーマル カバレッジ解析
Standard Formal ABVは初心者ユーザー、熟練ユーザーの両方に対して、設計の様々な側面を早期に、高い生産性で検証する幅広いアプリケーションを提供します。 しかしながら、十分なアサーションが記述されているか、どのような検証の穴が残っているかを知るアプローチが無く、バグが検証をすり抜ける可能性があります。 Operational ABVを360 MVに加えることでこのリスクと不確実性を解消できます。Operational ABVメソドロジは、キャッシュ コントローラのリード/ライト処理等、設計に含まれる処理の意図された振る舞いを記述したSystemVerilogアサーション(SVA)のユーザーによる作成を支援します。 このメソドロジは、オペレーションの意図した動作を表現したタイミング ダイアグラムからアサーションを記述するためのOperationalSVA™と呼ばれるSVAモデリングレイヤを提供します。 標準のABVのような"任意の"アサーションとは異なり、オペレーショナル アサーションでは、設計のすべての動作がオペレーショナル アサーションによって記述されているかどうかを判断する網羅的なカバレッジ解析が可能になります。
この解析はあらゆる検証の穴を自動的に発見し、穴をふさぐための追加アサーションの記述を支援し、検証が「完了」したことをユーザーに知らせます。 このアプローチが他の検証アプローチで見逃される設計のエラーを一貫して発見し、完全な機能カバレッジ(図2参照)と可能な限り最高の設計信頼性の両方を達成することは、300件以上のIPおよびモジュール検証実績により確認されています。 達成される結果品質により、インテグレーション/チップレベル検証における時間のかかるエラー修正ループやリスピンを大幅に削減することができます。 またこのアプローチは、レガシーIPの体系的リバースエンジニアリングおよび安全な再設計にも重要な役割を果たします。

360 MV製品ファミリー
モジュール構成の360 MV製品ファミリーは、6つのアプリケーションレベルをカバーする5つの統合された製品(図3)から構成されています。 製品ファミリーは下位から上位に進むに従って検証生産性とカバレッジを向上する機能を追加する形で構成されています。360 MV Inspect™ は最初のコードが最初に利用可能となった段階ですぐにRTLエラーを検出可能な完全自動のフォーマル チェックを実行し、早期の基本的チェックとクリーンアップ実施により設計後期のデバッグ繰り返しを削減します。
360 MV Check ™ はシンプルなアサーションを使ってマイクロアーキテクチャやインプリメンテーションの様々な側面を網羅的に検証し、シミュレーションよりも高速にインプリメンテーションのバグを検出し、よりクリーンなブロック設計とより早期のシステム統合、より高速なシステム シミュレーション立ち上げを可能にします。
360 MV Verify ™はブロックレベルの機能要件をエンドツーエンドで網羅的に検証するキャパシティとパフォーマンスを提供し、シミュレーションでは発見することが困難な、複雑なエラーを検出します。 また、このモジュールはOperational ABVメソドロジへのエントリ ポイントでもあります。
360 MV Assure ™ は360 MV Verify と Operational ABVメソドロジを拡張し、未検証の設計動作につながる入力シナリオを自動的に検出するフォーマル カバレッジ チェックを提供します。 診断環境により、これらの検証の穴を埋める追加的なアサーションの記述を支援します。
360 MV Certify ™はOperational ABVとフォーマル カバレッジ チェック全セットを活用し、OneSpinの ™GapFree-Verification? プロセスにより検証プランニング、アサーション記述、ならびにすべての検証の穴の自動検出を含むすべてのフェフェーズでユーザーを支援し、設計の機能全体に対するgap-free検証を実現します。
製品のインターオペラビリティ
すべての360 MV製品は同じ検証環境内で統合されており、Verilog、SystemVerilogおよびVHDLのフロントエンド、完全な混在言語サポートおよびオプションでの多値モデル生成、一連の強力な証明エンジン、LSFサポートを含む並列実行、プログラマブルなTclシェル、アサーション開発環境、アサーションおよびRTLデバッグを大幅に効率化する包括的な原因解析フレームワーク、証明ステータスの自動管理、再コンパイルの必要のないオンザフライでの制約追加、等の機能が含まれています。データシートをダウンロードするにはここをクリックしてください。

